お灸

お灸

灸(きゅう、やいと)

鍼灸治療において、お身体を改善していくのに鍼と共に欠かせないのが、よもぎの葉から作られているお灸です。当院ではこのよもぎを用いる治療を多く行っております。よもぎには様々な効能があり古くから民間療法として用いられてきました。鎮静・解毒作用や身体の調子を整える作用、また疲れている時に触れるだけで重だるい感覚が取れたりもします。よもぎ餅や七草粥として健康増進のため四季折々食されるものでもありますよね。このようによもぎは触れて・食べて・蒸して・熱して良しの優れものです。お灸というのはこのよもぎの葉を細かくしてよったものになります。

お灸の種類

昔「悪いことをすると熱いお灸を据えるぞ!」と、今の高齢の方の世代には子供の頃大人に脅かされた経験のある方がいらっしゃいますが、その名残があるのか未だにお灸とは熱くて怖いものというイメージを持たれることが多くあります。これも民間療法としてお灸が自然に人々の生活の一部として馴染んでいた証拠ですが、現代医療の発達と共にこの怖いイメージだけ残りお灸に誤解を持たれてしまうのはとても残念な事です。お灸というのはそもそも熱く痛くするものではなく、じんわりと温かく癒される物です。(中には熱くする方法を取られる治療院もありますが、当院では心地よいお灸を取り入れております)

ここでは様々なお灸の種類について紹介していきます。

鍼灸師により行われるお灸

大きく分けて熱く傷跡の残る有痕灸とじんわり気持ち良く温かい、痕の残らない無痕灸とに分けられます。

有痕灸

①透熱灸

これはいわゆる熱いお灸で、痛みを伴い痕も残ります。古くから行われていた一般的なお灸です。

②焼灼灸

たこ、魚の目など硬い部位に行います。

③打膿灸

膿を焼き切ります。焼くことで白血球数を増加させ免疫力を高めるといった効果もあります

④直灸(点灸)

ツボに印を付け、患者様ご自身で自宅でできる養生の一環としてこのお灸を指導させていただくこともあります。その際には痛みの感じないせんねん灸や長生灸など販売しておりますので、興味のある方はお気軽にスタッフまでお声がけください。

無痕灸

①知熱灸

名前の通り热をじんわりと感じるお灸です。米粒大や半米粒大のお灸を8分目ほどで消していくため、熱くなく心地よい温かさがあります。

②隔物灸

艾の下に野菜や葉、塩等を置き、その上で熱していくためこちらも間接的にじんわり温かさを感じます。下に置く物の薬効成分とよもぎ、両方の効果を得ることができます。

③棒灸

棒状に加工されたお灸のことで、一般的には身体から20㎝ほど離し冷えている部位を直接温めていきます。

④灸頭鍼

身体に刺鍼してある鍼のてっぺんに艾を添えます。その周辺を効率よく広範囲に温めていく方法です。

自宅で手軽にできるお灸

台座灸(温筒灸、円筒灸)

ドラッグストアや通販などで治療家ではない方でも気軽に手に入れることが出来、自宅でも行えるお灸です。当院では長生灸(商品名)を販売しております。安全に誰でも行う事が出来ますが、治療家が一般的に行う細かい点灸は热を伝える範囲や热の強さを症状に合わせて調整することができるのに対して、台座灸などではその調整が出来ないという違いがあります。

 

 

この他にも、当院ではよもぎ蒸しという治療を行っております。これはよもぎを煮た蒸気を全身に浴びていく物で婦人科疾患や冷え症、添加物や経皮毒、人工甘味料等のデトックスに大変良く、こちらもとてもおすすめです。

よもぎの力をぜひご自身でも体感してみてくださいね。

 

著者について

tanaka

tanaka administrator

コメントを残す